136,600発の花火が様々な演出で楽しめた、「第40回 足立の花火」

 「第40回 足立の花火」が7月21日(土)、足立荒川河川敷(東京都足立区)で開催されました。

 今年は40回目を迎え、例年より1,600発多い136,600発の花火を打ち上げたそうです。

 花火開始前の荒川河川敷は、すごい人でした。

 今年のプログラムは、過去40年間を振り返る懐かしのヒット曲と花火を組み合わせた演出が楽しめました。

第1幕:1970年代
 この時代に大ヒットした女性アイドルの曲とともにスタート。轟音鳴り響く「銀雷」、眩い光が瞬く「閃光雷」など、視覚・聴覚を刺激する花火を使った大迫力の演出が楽しめました。

第2幕:1980年代
 ディスコに海外旅行、お笑いブームやアイドルブームなど、世の中全体がバブル景気に熱く沸き立っていた時代。輝かしい好景気の時代を、小さな花が一斉に開く「和火千輪」、閃光の美しい「和火八方咲」などで再現した演出が楽しめました。

第3幕:1990年代
 ポケベル、携帯電話、インターネットと、コミュニケーションツールが変化していった90年代。ルーズソックスをはいた女子高生が渋谷を闊歩したのもこの時代。次々と新しいものが登場した90年代を表現した演出。最新の芸術花火「糸柳先青」や「足立の花火」史上初の「Wナイアガラ」が楽しめました。

第4幕:2000年代
 「第38回足立の花火」avex企画のリバイバル。一瞬で光が四方八方に弾ける「分砲」など、動きに特徴ある花火を中心に、LIVE感満載な演出が楽しめました。新たな演出「レーザービーム」と花火の共演はかっこよかった!

第5幕:To the future
 「足立の花火」といえば、「威風堂々」の音楽に合わせて夜空いっぱいに広がる「黄金のしだれ桜」! 黄金の光が枝垂れる「錦冠菊」を、新たな時代に向け盛大に打ち上がりました。

 レーザービームの演出とテクノの音楽(underworldBorn Slippy」)はすごくかっこよかった! そして、クライマックスの黄金のしだれ桜は迫力がありました。

 花火が終わったら、多くの人が一斉に帰ります、大渋滞の中、帰路に。

 その他、エイサー隊が千寿桜堤中学校前からパレードが花火終了後にあったみたい。柳橋の特設イベント会場では、沖縄民謡や伝統舞踏のライブショーなども楽しめたそうです。干関原不動商店街では「夜店市」も行われたそうです。