ヨーロッパの街並みを背景に雪だるま、降雪演出が楽しめた「GINZA White Christmas」

 ギンザ シックス(東京都中央区)で2017年11月15日(水)から「GINZA White Christmas」が開催されていた(12月25日(月)まで開催)。

 今年開業したギンザ シックス。初めての冬、初めてのクリスマスが訪れた。
 クリスマスイベントは計4つが行われた。

Snow Dome City(11月15日~12月25日)

 2Fの三原テラスでは、雪が降り、本物の雪でつくるスノーマンが登場。その背景には、ヨーロッパの街並みをハイクオリティなジオラマが再現されていた。12月には、スノーマンのスペシャルムービーを公開したという。

 11月15日からの特定の日(19,23,25,26,12/2,3,9,10,16,17,21~25日(変更の可能性あり))の12時から20時までの毎時00分には約5分間、降雪演出が行われた。その降雪演出の様子。

デイジーバルーン 《Mirror Bell Dress》(11月29日~12月25日)

 中央通り側エントランス(4丁目側)で、バルーンアーティスト細貝 里枝氏とアートディレクターでグラフィックデザイナーの河田 孝志氏からなるアーティストユニット・デイジーバルーンによる、約4mのクリスマスベルを思わせるミラー・ベル・ドレスが登場。クリスマスベルの形がミラー素材のオーナメントで作られており、街ゆく人や銀座の風景が映り込みながら光輝く演出が楽しめた。

チームラボ《Universe of Water Particles on the Living Wall ― Gold》(11月15日~12月25日)

 3~5Fのリビングウォール(中央通り)では、三次元空間上に立体的に描かれた滝を、我々が考える「超主観空間」によって映像作品が楽しめる。岩には、植物学者でアーティストのパトリック・ブラン氏によって植栽された対面の壁の植物と同じ種類の植物が生えている。そして、作品は、日々の日没とともに、様子を変える。仮想の三次元空間に岩を立体的につくり、その岩に水を落下させる。水は、無数の水の粒子の連続体で表現し、粒子間の相互作用を計算している。滝を物理的な水の運動シミュレーションとして構築している。そして、全体の水の粒子の中からランダムで選んだ0.1%の水の粒子の挙動によって、空間上に線を描く。その線の集合で滝を描いている。つまり、無数の線の裏側には、その1000倍もの水の粒子が存在し、それら全体の相互作用によって、線の曲線が決定している。
(仕様:teamLab, 2017, Digital Installation, LED, Endless, H: 11810 mm W: 1920 mm, Sound: Hideaki Takahashi)

ヤノベケンジ「SHIP’S CAT」(12月5日~12月28日)

 6Fの銀座蔦屋書店で、現代美術家・ヤノベケンジ氏の大型アート作品『SHIP’S CAT』2体をイベントスペースで展示された。