今年は絵本の世界のイルミネーション演出が楽しめた、「光の祭典 2018」

 竹ノ塚駅から元渕江公園(東京都足立区)などで「光の祭典 2018」が、12月1日(土)から25日(火)まで楽しめます(12月7日に見に行ってきました)。

 東部スカイツリーライン「竹ノ塚」駅から元渕江公園までは、イルミネーションが並木道が楽しめました。

 今年のテーマは「絵本の世界」。元渕江公園では、8つの物語の世界をイルミネーション演出で楽しめました。

8本ツリー

 特別演出ライティングショー)が一定の時間に楽しめます。

8本ツリー

 とある世界に物語の精霊たちが暮らしていました。精霊たちは、本に宿り人々に喜びや悲しみ、驚きを与えていました。
 ある日、8つの物語の精霊たちが、人々を喜ばせようと元渕江公園の8本のツリーに宿り、公園内に物語の世界を作り出しました。しかし、精霊たちは本ではないものに宿ってしまったため、力が弱ってしまいました。人々は、精霊たちが元気になるように願い、その想いが光となりました。光がツリーを照らすと精霊たちは元気になりましたが、しばらくするとまた力が弱くなってしまいました。人々が、さらに強く願うと光が一点に集まり、8本のツリーを照らしだしました。精霊たちは元気になり、お礼に人々を喜ばせようと歌い躍り始めました。

 ライティングショー開始時間は17時から20時は、それぞれ00分、15分、30分、45分、21時は00時からで、約3分間楽しめるみたいです。

 通常のイルミネーションはこんな感じです。

 フラッシュで撮ると、絵が変わるパネルもありました。

 光のビームはここから出ています。

フチエビーチ

白鳥と光の球の湖


森で暮らすくまさん家族

3匹のクマ

 女の子が森で家を見つけました。誰もいないので入ってみると、テーブルの上に3人分のスープがあります。1つ目は熱すぎる。2つ目は冷たすぎる。3つ目がちょうど良かったので、飲んでしまいました。今度はイスが3つあります。1つ目のイスは大きすぎる。2つ目はもっと大きすぎる。3つ目はちょうどいので座ったら、壊れてしまいました。寝室に行ってみると3つのベッドがあります。1つ目のベッドは固すぎる。2つ目は柔らかすぎる。3つ目はちょうどいいので、女の子はそこで寝てしまいました。そこに3匹のクマが帰って来ます。スープは飲まれ、イスは1つ壊され、子グマのベッドに女の子が寝ていました。目を覚ました女の子はクマに驚き、慌てて家から逃げ出しました。
(イギリスの童話:トルストイの翻訳より)

お菓子の家

ヘンゼルとグレーテル

 貧しいきこりの夫婦は、パンも変えなくない、子どもたちを森に捨てることにしました。それを聞いた兄妹は庭から白い石を拾ってきてポケットに入れます。翌朝、両親が森に連れて行きますが、兄はポケットの石を1粒づつ落としていきます。両親は森の奥に兄妹を置いて家に帰ってしまいます。しかし、ポケットから落とした石をたどり、兄妹は翌朝、家にたどり着きます。翌日、両親は、もっと森の奥まで連れて行きます。庭の石を拾えなかった兄は、今度はパンをちぎって道に落とします。でも、鳥が食べてなくなっていました。森をさまよううちにお菓子の家を見つけます。兄妹がお菓子を食べると、中からおばあさんが出てきます。おばあさんは悪い魔女で、2人を食べようとします。2人はなんとか逃げ出し、無事、家に帰りました。
(グリム童話より)

赤ずきんちゃんとオオカミ


光のトンネル

銀河鉄道の夜

 父親のことで同級生にからかわれている少年ジョバンニは、ある夜、星空を眺めていました。すると「銀河ステーション」というアナウンスとともに光に包まれ、気がつくと友人のカムパネルラとともに銀河鉄道に乗り込んでいきました。2人は銀河鉄道に乗って、星を巡る旅を楽しみ、さまざまな人々に出会います。
 旅の終わり、2人は旅の途中で聞いた「本当の幸い」のために一緒に歩んでいこうと誓いますが、カムパネルラは「僕のお母さんは、僕を許してくれるだろうか。誰だって本当によいことをしたら幸せなんだ。だから、きっとお母さんは僕を許してくれると思う」という言葉を残して、姿を消します。夢から覚めたジョバンニが町へ向かうと、カムパネルラが川に落ちたいじめっこのザネリを助けようと溺れ、行方不明になったことを知ります。そしてその瞬間、カムパネルラの言葉の意味を悟ります。カムパネルラの父親が、ジョバンニの父がむすぐ帰ってくることを告げ、その知らせを持って母の元へ帰るところで物語は終わります。(宮沢賢治作)


光のドレス

灰かぶり姫

 「シンデレラ」として有名なお話です。主人公「エラ」は、継母とその連れ子に毎日いじめられています。ある日、お城で舞踏会が開催されますが、エラは着るドレスがありません。そこに魔  が現れ、かぼちゃを馬車に、ねずみを馬に変え、主人公にドレスを贈ります「魔法は午前0時に解けます。それまでに帰りなさい」と言われ、エラはお城に向かいます。お城でエラは王子に見初められますが、0時の鐘の音に焦り、階段にガラスの靴を落としてしまいます。王子は、靴を手がかりに舞踏会で出会った女性を捜します。靴はエラ以外の誰の足にも合いませんでした。エラは王子に見出され、妃として迎えられました。(グリム童話、シャルル・ペローのお話より)

馬車


バラとハートのオブジェ

美女と野獣

 森の城に若い王子がいました。ある日、老女が一輪のバラで城に泊めて欲しいと頼みましたが、王子は断りました。すると老女は魔女に変わり、王子を野獣に、召使いたちを家具に変えてしまいました。魔女は一輪のバラを置き、花びらが全部散るまでに王子が「真実の愛」を見つけなければ、魔法が解けることはないと言って消えました。十年の歳月が流れたころ、街には美しい娘ベルと父が住んでいました。父が森で道に迷いたどり着いた城に入ると野獣に捕まってしまいます。探しに来たベルは父の代わりに城に残ります。ベルは次第に野獣の優しさに気づき、心を通わせるようになり、野獣もベルに想いを寄せるようになります。ベルの愛の告白により、野獣と召使いたちにかけられた魔法が解け、2人は末永く幸せに暮らしました。
(ガブリエル=シュザンヌ・ド・ヴィルヌーブ作)

などといったイルミネーション演出が楽しめました。

 NPO法人子育てパレットがありました。

-「虐待防止の輪を広げ、健全な子どおが育つ地域に!」という思いを込めて-

 毎年、児童虐待防止推進月間の11月にオレンジボンママフェスタを開催しています
そこでママ達が作成したオレンジリボンをカプセルに詰めてオーナメントにしました

 12月1日には点灯式が行われ、その他、区民ステージショーJ:COM 足立 スペシャルライブでノンシュガーとハコイリ ムスメが1日、2日(日)に行われたみたいです。

 足立区生物館は、12月1日から25日までの土・日日曜日、祝・休日に「足立区生物間 夜間特別開演 in 光の祭典」も(時間はそれぞれに)。

 23日(日)、24日(月)にはクリスマスライブが行われるそう。

 元渕江公園では「ほっとカフェテリア」が8日(土)、9日(日)、15日(土)、16日(日)、22日(土)、23日(日)、24日(月)、25日(火)に楽しめるみたいです。

 光の祭典 2018は、ファミリー向けイルミネーションが楽しめる演出となっていて、子供たちが楽しめるアットホームな雰囲気が特徴だと思います。