伝統芸能と最新技術のコラボ演出、「能×VJ LIVE」が楽しめました!

 5月20日(土)、東京スカイツリータウン(東京都墨田区)の4Fスカイアリーナで行われた「能×VJ LIVE」を見に行ってきました。

 東京スカイツリータウンが5周年という記念に、様々な演出などが行われていました。

 その演出の一つが、「能×VJ LIVE」。伝統芸能「能」と、最新のサウンド・ビジュアルエフェクト「VJ」がコラボ演出が楽しめました。
 演出は、20日(土)と21日(日)の2日間で、20日は11時、14時、19時、21日は11時、14時、18時30分と1日3回ずつで、各回約20分間の演出。

 私は20日(土)の14時からの回を見てきました。会場には12時30分頃に到着して下見。この時は人はほとんどいませんでした。

 時間を潰し、13時頃会場に行くと、席はもう埋まっていました。私は立ち見のエリアでよかったので、ちょうどいい感じのタイミングで、立ち見エリアの最前列(座る席の後ろ)で見ることができました。
待っている間の様子


 演出では「小鍛冶」という人気演目が楽しめ、お祝い事で演じられることが多いそうです。あらすじは、

天下一の剣、子狐丸を生んだ、一人の刀鍛冶の物語である。
刀鍛冶の匠が神様と共に創り上げた伝説の剣。
その剣はどのように生まれたのか?
これは、あなたの知らない奇跡の物語である。
はるか遠い昔、一千年前。
一条天皇は、神様からのお告げの夢により、
刀鍛冶の匠である小鍛冶三篠宗近に剣を打つよう命じた。
だが、宗近は悩み苦しむことになる。
その時、宗近には、相槌がいなかったのだ。
相槌とは、剣を打つ時、匠に向かい合い、
合いの手を入れるように槌を打ち込む、
大事な助手のことである。
困り果てた宗近は、氏神の稲荷明神を訪れ、一心に祈った。
すると、不思議な少年がどこからともなく現れた。
それは、稲荷明神の化身!
宗近に力を貸すことを約束したのである。
そして小鍛冶三篠宗近は、ついに大仕事に取り掛かった。
剣を打つ準備を整え、成功を心から祈る宗近の元に
約束通り現れたのは… 狐の姿を借りた稲荷明神の化身!
稲荷明神を相槌として迎えた宗近。
ちょう ちょう ちょう!
ふたりは力を合わせ、槌を打ち合った。
こうして生まれた剣は、「小狐丸」と名付けられ、
伝説の剣として長く語り継がれることになる。
(資料より)」

 伝統芸能「」とVJのコラボ演出はいい感じでした。能をほぼ見たことがなかったので、見る機会があり面白かったです。


 5周年記念は他にも様々なところで行われており、押上駅からの地下から入ると、進撃の巨人の大きな顔がありました(笑)